
なかなか収束をみせない新型コロナウイルス。
実家の母からも、麦(MUGI)が保菌していたら怖いので帰省は避けて欲しいと言われています。
そんな中、コロナウイルスの感染者の状況を視覚的に捉えることができる「coromap」が話題となっています!
そしてなんと作成したのが九州大学に通う大学生さんだというから、日本もまだまだ捨てたもんじゃないなと思います。
新型コロナウイルスの感染者数が増える中、色々なマップがリリースされているので、coromapを含めどんなマップがあるのか調べてみました。
ぜひご参考いただければ嬉しいです^^
この記事の目次
日本のコロナウイルスマップ「coromap」とは?
「coromap」は、厚生労働省と各自治体のホームページから入手したデータを1件ずつ、手間ひまかけて入力して作られているマップです。
サイトURL
地図上にある赤い丸で示されるのは「治療中の感染事例」、緑色の丸で示されるのは「回復して退院した事例」です。
矢印で移動履歴や、クルーズやライブに関係する特殊な事例なども記載されていて、もはやあっぱれとしか言えないマップツールです。
サイト上にも注意書きがされていますが、具体的な移動歴が公開されていないので、丸印のある位置は各都道府県の大まかな居住・滞在の位置を示しています。
感染者の現在位置を示すものではないので、あしからず。
ひとつひとつの丸印をクリックすると、その感染者がどのような経過を辿っているのかも時系列で知ることができます。
かなり詳しく情報が記載されているので、相当のご苦労の上で出来ているマップだろうなぁと容易に想像することができるツールです。
本当に、凄いっ!!
作成したのは、九州大学に通う今年学部4年制の学生さんである「い どんよん」さん。
大学では心理学を専攻する、カレー好きのマヨラーのようです^^
新型コロナウイルスのマップ
04/01公表の分、大阪府以外は更新できていますhttps://t.co/IhfjEm3O1s
— い どんよん (@lostcafe0) April 2, 2020
コロナウイルスマップ「新型コロナウイルス 国内状況」サイトとは?
「coromap」の他にも様々なマップがリリースされているので、ご紹介したいと思います!
まず初めは、「新型コロナウイルス 国内状況」サイトです。
サイトURL
https://www.informatix.co.jp/covid-19/index.html
株式会社インフォマティクスが提供する「新型コロナウイルス 国内状況」サイトは、
自社製GISをベースに、独自技術&長年にわたる地図データ調製のノウハウを活かして構築されたもので、最新の情報を集約して地図上にわかりやすく可視化しています。
何が分かるサイトかザックリというと、都道府県別の患者数を「時系列」「棒グラフ」「地図」で見られるサイトです!
日付をスライドすると、過去の患者報告数の累計を確認することができるので、日毎の推移を見ることができます。
また、地図上の都道府県をクリックすると、ページ下部の「都道府県ごとの患者報告数」データが表示されます。
【大きな地図で見る】をクリックすると、インフォマティクス社製のWebGISサービス【GC Maps】で作成した地図を公開しているサイトに移ります。
頭で考えなくても感覚的に動かすだけで、各都道府県の感染者数の推移が分かるので、パッと見てわかりやすいツールだと思います。
コロナウイルスマップ「NewsDigest 新型コロナウイルス感染状況マップ」とは?
報道ベンチャーの株式会社JX通信社が提供する「NewsDigest 新型コロナウイルス感染状況マップ」は、
感染者の利用などの事例が公表された場所の情報を地図上でピンポイントで確認できる「感染事例が報告された場所の情報」マップです。
サイトURL
https://newsdigest.jp/pages/coronavirus/
こちらのマップは、速報ニュースアプリ「NewsDigest(ニュースダイジェスト)」内などで閲覧でき、無料で利用できます。
アプリで確認する場合は、アプリをダウンロードする必要がありますので、下記から行ってください。
<ダウンロードURL>
- iPhone 版 : https://itunes.apple.com/jp/app/id950527505
- Android 版: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.newsdigest
NewsDigestアプリ内では「新型肺炎」特設タブにある「新型コロナウイルス感染状況マップ」のページから「感染事例が報告された場所の情報」のマップを開くことで、
住んでいる地域や勤務先の周辺にある感染事例が報告された場所(施設)の情報をチェックすることができます。
もちろん、ユーザーの位置情報を使用することはないので、プライバシーも守られています^^
これなら安心して利用できますよね!
コロナウイルスマップ「日本国内における新型コロナウイルス感染症の患者数マップ」とは?
ジャッグジャパン株式会社からは、「日本国内における新型コロナウイルス感染症の患者数マップ」がWebで一般公開されています。
もちろん、誰でも無料で見ることができます。
サイトURL
こちらのマップは、Esri社のOperations Dashboard for ArcGIS(通称:GIS)を利用し、各種の情報を日本国内にフォーカスして作成されたものです。
マップ上で症例としているのは、「国内事例(チャーター便を除く)」「チャーター便帰国者(有症状者)」「チャーター便帰国者(無症状病原体保有者)」です。
横浜港沖に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗員乗客はWHOの基準により、こちらのマップには含めていないそうです。
都道府県は、「陽性確認時に受診していた医療機関の都道府県」を第1選択、
受診前や不明の場合には「在住している都道府県」を第2選択としています。
国内感染確認数、前日比、日次累計、受信都道府県、直近一週間の感染者増加数(男女別)、発表された症例一覧(最新300件を表示)など・・・
かなり多くの情報を網羅しているマップなので、詳細に確認したい人向きのマップかなと思います。
こんな感じで、自民党本部にも設置されているようです▼
当社公開マップをリアルタイム表示するディスプレイが、自民党本部1階玄関に設置されました。関係各所の方々ありがとうございます。
永田町界隈で仕事をしている立場からすると自民党本部玄関に設置というのもまた凄い話ですが、政治家の皆様に現状をお伝えできる機会を頂けたことを嬉しく思います。 pic.twitter.com/Prn1qA4Hce— 大濱﨑 卓真 (@oohamazaki) April 1, 2020
まとめ
自社で培った技術をフル稼働させて、各社から様々なコロナウイルスマップが提供されていますので、
状況や必要に応じて、各々選んで利用していただければ幸いです^^
個人的には、coromapがシンプルで使いやすいかな~といった印象。
なにせ学がないもので、あまり細かくて難しいものは頭の容量オーバーで。。苦笑
感染拡大の防止のためにも、”君子危うきに近寄らず”で、危険度の高い場所には近寄らないが1番ですね!