
小学生の頃の夢は「メジャーリーガーになること」だった冨岡聖平選手が、アメリカメジャーグのオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結んだことが発表されました。
メジャーリーグベースボール(以下、MLB)と契約を果たした冨岡選手。
おさえきれない満面の笑みを浮かべた姿が印象的な彼ですが、今までメディアであまり取り上げられていなかったようなので、どんな方なのか気になってしまいました。
そこで今回は、プロフィールwikiや出身校、メジャーリーグに至るまでの経歴について調べてみました。
冨岡聖平選手のプロフィール(wiki)
#バイタルネット #冨岡聖平 がアスレチックスとマイナー契約 https://t.co/GZBMo0VbIb
— 日刊スポーツ新潟 (@nikkan_niigata) January 30, 2020
SNSやニュースでも話題を集めている冨岡聖平選手。
早速、話題の彼のプロフィールをまとめてみました。
プロフィール
- 名前:冨岡聖平(とみおか しょうへい)
- 生年月日:1996年(平成8年)2月29日
- 年齢:23歳(2020年1月時点)
- 出身:富山県黒部市
- 家族構成:両親と妹2人
- 身長・体重:180cm・89kg
- 血液型:O型
- 特技:イカ釣り
- ニックネーム:トミー
- 憧れの選手:イチロー選手
冨岡聖平選手の出身地や学歴(中学・高校・大学など)
冨岡聖平選手は、映画「黒部の太陽」でもお馴染みの黒部ダムで有名な富山県黒部市出身です。
なので高校までは、地元である富山の公立学校に通われていました。
出身校
- 小学校:黒部市立田家小学校(現在廃校)
- 中学校:黒部市立鷹施中学校
- 高校:富山県立桜井高等学校
- 大学:東洋大学
出身小学校は現在廃校になっています。
しかし、母校が完全になくなってしまったということではなく、2014年(平成26年)4月1日、黒部市立東布施小学校と黒部市立田家小学校が統合して、新しく黒部市立たかせ小学校として開校しています。
野球を始めたのは、小学校3年生のとき。
少年野球チームの田家イーグルスで野球を始め、鷹施中学校では軟式野球部に所属していました。
冨岡聖平選手の経歴
【アスレチックス発掘⚾️冨岡聖平マイナー契約 昨季までバイタルネット所属】
東洋大で上茶谷、甲斐野らの1学年上の153㌔右腕#MLB #冨岡聖平 pic.twitter.com/SzYFesfB23— 元レム色・渡辺剛太 (@gota5874) January 29, 2020
冨岡聖平選手は一体どのような野球人生を送ってきたのか・・・
高校時代から順を追ってみていきたいと思います。
鷹施中学校時代は三塁手でしたが、桜井高校では投手に転向。
1年生の秋からベンチ入りをし、高校3年生の夏には県大会で準優勝を果たします!
しかし残念ながら、甲子園に出場することは叶いませんでした。
そして東洋大学では故障もあり、東都リーグの登板はわずか6試合で1勝1敗。。
1学年後輩には、ソフトバンク甲斐野選手やDeNA上茶谷選手がいました。
その後、バイタルネット(新潟)に入社します。
社会人野球のバイタルネットでは先発、リリーフで活躍しましたが、2019年末にバイタルネットを退社しました。
つまり、冨岡聖平選手は学生時代・社会人時代を含めて、全国舞台の経験がない選手なのです。
日本プロ野球入りを目指していた冨岡聖平選手でしたが、ドラフトでは指名されなかったため「何かを変えたい」と上司の後押しもあり、テストを受けたのが今回の契機になります!
昨年2019年11月9日に都内で行われたアスレチックの投手限定入団テスト。
自己最速の95マイル(約153キロ)の切れ味鋭い直球を披露し、スカウト陣の高評価を得、見事合格をつかみ取りました!
マイナー契約とは?メジャー契約との違いは?
まず、そもそも論ですが・・・
メジャーリーグでは、メジャー契約なしにはメジャーリーグでのプレーはできません。
マイナー契約は、メジャーリーグでのプレーが確約されていないことを意味します。
つまり、春のキャンプやオープン戦で結果を出さないことには、メジャーの舞台に上がることが出来ないということです。
だったら結果を出せばいいだけの事じゃないか、と思う方もいるかもしれませんが
春のキャンプではマイナー契約を結んだ冨岡聖平さんのような選手の他にも、メジャー契約を狙う無所属の有名選手もゴロゴロいます。
そうした選手に交じって、競争を繰り広げる必要があるのです。
ちなみに、最初からメジャー契約を結んでいる場合、シーズン途中でクビにでもならない限りは安定した地位が与えられます。
年俸の最低保障も数千万円あり、まさにアメリカンドリーム!
ミールマネーも100ドル以上もらえ、食べるものにも困らなくなります。
マイナー契約とメジャー契約では、処遇にかなりの違いがあり、勝ち取るのはとても大変なことなのです。
・・・と考えると、野茂英雄さんや松坂大輔さん、イチローさん等のメジャリーガー達の凄さがよく分かりますよね。
まとめ
メジャーリーグに憧れたのは小学生の頃からという冨岡聖平投手。
祖父の部屋で朝早くからBS放送を見て、マリナーズの試合でイチローを応援していたそうです。
そんな冨岡聖平投手は1/31(金)、3年間汗を流した母校である黒部市の桜井高校を訪れて、今の心境を語っていました。
Q:「対戦したいバッターは?」
A:「大谷翔平選手です」
とのことなので、メジャーの場での日本人対決も観てみたいですよね!
冨岡聖平投手は今後、名古屋市内で自主トレーニングを行い、2月の下旬にはアスレチックスのキャンプ地であるアリゾナへと出発します。
メジャーで活躍する姿が早く観たい!そんなワクワク感を感じさせる選手の一人になりそうです。
ぜひイチロー選手のように、彼に憧れるちびっこ達が増えるような、そんなプレーをみせて欲しいなと願うばかりです。